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妊活のために〜血行を良くするために摂取したい食べ物7つ

東洋医学の側面から、妊娠しやすい身体に近づけようと思ったときには、血液の巡りに注目するケースが多くあります。血行が滞っている状態では、身体の隅々まで栄養や酸素を届けることができなくなってしまいます。また、妊娠したい場合に大敵となる「冷え」を招く原因にもなってしまうことでしょう。

今回は食事の内容に的を絞って、血液の巡りを良くする食材を紹介していきます。1日3食バランスよく摂取する中で、ぜひ意識してみてください。

■妊娠しやすい身体づくりのために、血行の改善が欠かせない理由

妊娠しやすい身体づくりのために、まず意識したいのが、子宮とその周辺の環境作りです。ストレスフルな現代社会を生きる女性たちの中には、「妊娠したい！」と思っていても、体の内側のバランスが、それに適した状態になっていないケースが少なくありません。

中でも、受精卵が着床するために重要な役割を果たす臓器といえば、子宮です。妊活や不妊治療を意識するのであれば、ぜひ子宮の環境にも目を向けてみましょう。

「でも、いったいどうやって子宮の状態を整えれば良いの？」と思ったときには、血行に注目してみてください。全身の血液の質が高まり、血行が良くなることで、子宮や卵子にも血液が行き渡りやすくなるでしょう。子宮や卵子が健康的に成長していくために欠かせない栄養分や酸素を、しっかりと補給することができるのです。

血行とは、普段目に見えるものではありません。しかし私たちの健康状態と深く関わっているもので、妊娠だけではなく、将来的な健康維持にも関係してきます。

妊活や不妊治療を機に、全身の血行に目を配ることは決して悪いことではありません。デメリットはありませんから、ぜひ意識してみてください。

■積極的に摂取したい食べ物の種類

血行の改善に欠かせないのが、生活リズムを整えることです。質の高い睡眠や食事をとり、適切な運動を行うことで、体内の細胞は活性化しますし、血液の巡りも良くなるでしょう。

その中でも、「今の自分が手軽にできるところからスタートしたい！」と思う方におすすめなのが、食べ物の種類に気を配るという方法です。食べ物の中には、血液をサラサラにして血行を良くする効果が期待できると言われているものが、数多く存在しています。

具体的には、

・たまねぎ
・納豆
・黒酢
・イワシ
・アジ
・キノコ類
・海藻類

こういった食材がおすすめだと言われています。日常生活に取り入れやすいのがたまねぎですが、こちらは生で摂取するのを習慣にすると、より効果が期待できると言われています。サラダとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

またイワシやアジなどを食べるときには、キノコ類を加えた黒酢あんかけで楽しんでみてはいかがでしょうか。血行を良くする効果が期待できる、心強いメニューになってくれそうですね。

朝食に納豆を取り入れるのも良いですし、サラダを海藻サラダにしてみるのも効果が期待できます。「あれこれ考えている余裕がない……」という場合には、キノコや海藻をたっぷりと入れた、お味噌汁で補給するのがおすすめです。

食べ物で体内環境を整えようと思ったときには、すぐにその効果を期待できるわけではありません。少しずつ少しずつ調子を整えていくことになりますから、ぜひ長い目で見て実践してみてください。

■まとめ

妊活を意識し始めたり、不妊治療をスタートしたりしたときには、まずは自身の血行に目を向けてみてください。妊娠と血液の関係性は非常に深いもの。もしも不安な点があるのであれば、将来的に見ても、改善しておいて損はありません。

血行を良くすることができれば、子宮内膜を厚くしたり、卵子の質を高めたりすることにもつながると考えられます。またつらい冷え性の改善にもつながっていくでしょう。受精や着床だけではなく、その後の健やかな成長をサポートしてくれる効果も期待できます。

まずは食べ物を意識して変えることで、体内の環境を少しずつ変えていくことができます。手軽に実践できるポイントなので、ぜひ取り入れてみてください。