何度移植しても着床しない…そんなあなたに知ってほしい「妊娠体質」への3つの視点
はじめに ―「この治療で本当に赤ちゃんを授かれるの?」と不安なあなたへ―
体外受精に何度チャレンジしても結果が出ない。毎回、期待と不安を抱えながら判定日を迎えるけれど、陰性の結果にまた心が折れる…。そんな日々を繰り返していませんか?
「グレードの良い胚を移植したのに着床しなかった」 「3回目の移植も陰性。もう何が悪いのかわからない」 「医師には『原因不明』と言われるけれど、このまま続けていいの?」
不妊治療専門病院に通い、最新の医療を受けているのに、なかなか結果につながらない。30代後半から40代の女性にとって、時間的なプレッシャーも日に日に大きくなっていきます。
実は、高度生殖医療を受けていても妊娠に至らない方には、ある共通点があります。それは「体外受精だけで妊娠できる」と思い込んでいること。もちろん西洋医学の力は絶大です。でも、それだけでは足りない「何か」があるのかもしれません。
この記事では、不妊治療を頑張っているのになかなか結果が出ないあなたに向けて、多くの方が見落としがちな「妊娠体質づくり」の重要性についてお伝えします。鍼灸という東洋医学の視点から、西洋医学との併用で妊娠率を高める可能性について、科学的根拠も交えながら解説していきます。
1. なぜ良好胚を移植しても着床しないのか ―医師が教えてくれない「もう一つの理由」―
不妊治療の現実と「着床の壁」
体外受精における妊娠率は、医療技術の進歩により年々向上していますが、それでも35歳以降では1回あたりの妊娠率は約30%、40歳を超えると15%程度まで下がるというデータがあります。つまり、技術的に完璧な治療を受けても、多くの方が複数回のチャレンジを必要としているのが現実です。
医師から「グレードの良い胚盤胞です」と言われても着床しない。その理由として医療現場で挙げられるのは主に以下の3つです:
- 受精卵の染色体異常(見た目が良くても染色体レベルで問題がある場合)
- 子宮内膜の問題(厚さや質、慢性子宮内膜炎など)
- 免疫学的要因(受精卵を異物として攻撃してしまう)
これらは確かに重要な要因です。しかし、検査で異常が見つからない場合、「原因不明の不妊」とされ、「もう一度トライしましょう」としか言われないケースも少なくありません。
見落とされがちな「体質」という土台
ここで考えてほしいのが、「土台としての体質」です。どんなに良い種(受精卵)があっても、土壌(母体の状態)が整っていなければ、芽は出ません。
具体的には:
- 慢性的な冷え性で血流が悪い
- 強いストレスで自律神経が乱れている
- 睡眠不足や不規則な生活が続いている
- 栄養バランスが偏っている
- 運動不足で代謝が低下している
これらは検査数値には現れにくいですが、確実に「妊娠力」に影響を与えています。医療機関では受精卵の質や子宮の状態はチェックしますが、全身の血流やエネルギー代謝、自律神経バランスまでは細かく診ることは少ないのです。
「マイナスをゼロに戻す」という発想
体外受精はいわば「100点を目指す治療」。一方、体質改善は「マイナスをゼロに戻す作業」です。もしあなたの体が慢性的な疲労や冷え、ストレスでマイナス30点の状態だとしたら、いくら最高の医療技術を受けても、そのポテンシャルを十分に発揮できません。
まずは体をゼロの状態、つまり「本来持っている妊娠力を発揮できる状態」に戻すこと。これが、体外受精の成功率を高める大きなカギになります。
2. 東洋医学が考える「妊娠しやすい体」とは ―血流・自律神経・エネルギー代謝の三位一体―
鍼灸が注目する「3つの体質要因」
東洋医学では、妊娠力を左右する要因として以下の3つを重視しています:
①血流(血の巡り)
子宮や卵巣への血流が十分でないと、栄養や酸素が届かず、子宮内膜の質も卵子の質も低下します。慢性的な冷え性や末端の冷えは、骨盤内の血流不足のサイン。
②自律神経バランス
ホルモン分泌をコントロールしているのは脳の視床下部ですが、これは自律神経の中枢でもあります。ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れると、ホルモンバランスも乱れ、排卵や着床に影響します。
③エネルギー代謝(気の流れ)
東洋医学でいう「気」とは、現代でいう代謝エネルギーに近い概念。気が不足すると疲れやすく、免疫力も低下。妊娠を維持するためのエネルギーが足りない状態になります。
この3つが整って初めて、「妊娠しやすい体質」の土台ができあがります。
鍼灸治療が体に及ぼす影響 ―エビデンスから見る可能性―
「鍼灸って本当に効果があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。実は近年、鍼灸と不妊治療に関する研究論文が国内外で数多く発表されています。
たとえば、2006年のDieterleらの研究では、胚移植前に鍼治療を受けたグループは受けなかったグループに比べて妊娠率が有意に高かったと報告されています。また、2011年のBritish Medical Journalに掲載された研究では、鍼灸がIVF治療中の女性のストレスを有意に軽減することが示されました。
さらに、鍼灸は以下のような生理的変化をもたらすことが研究で示唆されています:
- 骨盤内血流の改善:子宮動脈の血流抵抗が低下し、子宮内膜への血流が増加
- ホルモンバランスの調整:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者の排卵率向上
- 自律神経の調整:副交感神経を優位にし、リラックス状態へ
- 子宮内膜の厚さの改善:着床に適した内膜環境の形成
もちろん、鍼灸は「これをすれば必ず妊娠する」という魔法ではありません。ただし、体質という土台を整えることで、体外受精の成功率を高める可能性があるのです。
なぜ病院では教えてもらえないのか
では、なぜ不妊治療専門クリニックで鍼灸治療を勧められることが少ないのでしょうか?
理由は簡単です。西洋医学と東洋医学では、アプローチが根本的に異なるから。西洋医学は「問題のある部分を特定して治療する」のに対し、東洋医学は「体全体のバランスを整える」ことを目的とします。
また、保険適用外の自費診療であることや、効果の個人差が大きいことから、医療機関としては積極的に推奨しにくい側面もあります。
しかし、最近では大学病院や大手クリニックでも、鍼灸治療を併用する患者が増えており、医師の中にも理解を示す方が増えてきています。重要なのは、「どちらか一方」ではなく「両方の良いところを取り入れる」という発想です。
3. 体外受精と鍼灸を併用するメリット ―「2つの医学」で妊娠力を最大化―
西洋医学と東洋医学の「掛け算」効果
体外受精は「受精卵をつくり、子宮に戻す」という技術に特化しています。一方、鍼灸は「受精卵を受け入れる体をつくる」ことに特化しています。
この2つを組み合わせることで、相乗効果が期待できます:
採卵周期前~採卵まで
- 鍼灸で卵巣への血流を改善し、質の良い卵子の育成をサポート
- ストレス軽減で採卵時のコンディションを整える
移植周期
- 子宮内膜を厚くし、着床しやすい環境をつくる
- 移植前後の鍼治療で子宮への血流を高め、着床率向上をサポート
判定後~妊娠初期
- 流産予防、妊娠継続のための体力づくり
- つわりや不調のケア
実際に鍼灸併用で妊娠された方の声
ここで、実際に当院で鍼灸治療を受けながら体外受精にチャレンジされた方の例をご紹介します(個人情報保護のため一部変更しています)。
Aさん(38歳・会社員)
体外受精3回失敗後、当院に来院。週1回のペースで鍼灸治療を開始し、4回目の移植で妊娠判定陽性。現在妊娠8ヶ月で順調に経過中。「冷えが改善されて、体が軽くなった。移植後も不安が少なかった」とのこと。
Bさん(41歳・専業主婦)
5回の移植でいずれも陰性。子宮内膜が薄いことが課題だった。鍼灸治療開始から3ヶ月、生活習慣指導も併用し、6回目の移植で妊娠。「内膜が9mmを超えたのは初めてでした」と喜びの声。
Cさん(35歳・看護師)
仕事のストレスと不規則な生活で自律神経が乱れていた。鍼灸でリラックスする時間を持つことで、メンタル面も安定。2回目の移植で無事妊娠。
これらはあくまで個人の体験であり、効果を保証するものではありません。しかし、多くの方が「体が整った感覚」や「心の余裕」を実感されています。
鍼灸治療を受けるタイミング
「いつから始めればいいの?」という質問をよく受けます。
理想は採卵や移植の3ヶ月~6ヶ月前からです。なぜなら、卵子が成長するのに約3~6ヶ月かかるため、その期間に体質改善を行うことで質の良い卵子の育成が期待できるからです。
ただし、「来月移植予定だけど今からでも間に合う?」という方も諦める必要はありません。移植直前でも、子宮内膜の血流改善やリラックス効果は期待できます。
週1回のペースが理想ですが、ライフスタイルに合わせて週2回、または月2回でも継続することが大切です。
4. 自分でできる「妊娠体質づくり」 ―鍼灸院に通う前に始められる5つの習慣―
鍼灸治療と合わせて、日常生活でも意識してほしいポイントがあります。
①「冷え」を徹底的に追い出す
特に下半身の冷えは大敵。腹巻き、レッグウォーマー、湯船に毎日浸かる習慣をつけましょう。シャワーだけで済ませるのは避けてください。
②タンパク質をしっかり摂る
卵子も子宮内膜も、タンパク質が材料です。肉・魚・卵・大豆製品を毎食取り入れましょう。糖質過多にも注意。
③質の良い睡眠を確保する
ホルモン分泌は夜間に活発になります。23時までには就寝し、7時間の睡眠を目指しましょう。スマホのブルーライトは就寝1時間前には避けて。
④適度な運動で血流アップ
激しい運動は不要。ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、心地よいと感じる程度の運動を週3回以上。
⑤ストレスをため込まない工夫
治療のことを考えない時間を意識的につくる。趣味、友人との時間、好きなことをする時間を大切に。
5. よくある質問 ―「鍼灸って本当に私に合う?」の疑問に答えます―
Q1. 鍼は痛くないですか?
A. 髪の毛ほどの細さの鍼を使用します。チクッとする程度で、ほとんどの方が「思ったより全然痛くない」とおっしゃいます。
Q2. 週に何回通えばいいですか?
A. 理想は週1回ですが、ライフスタイルに合わせて調整できます。
Q3. 病院の治療と併用できますか?
A. もちろんです。むしろ併用することで相乗効果が期待できます。クリニックの治療スケジュールに合わせて施術計画を立てます。
Q4. 何ヶ月くらいで効果が出ますか?
A. 個人差がありますが、3~6ヶ月を目安に体質の変化を実感される方が多いです。冷えの改善や生理周期の安定などが早期に現れることも。
Q5. お灸は熱くないですか?
A. 当院では心地よい温かさを感じる程度のお灸を使用します。跡が残ることもありませんのでご安心ください。
6. まとめ ―「治療」だけでなく「体質」にも目を向けてみませんか?―
体外受精は素晴らしい医療技術です。でも、それだけでは不十分な場合もあります。
何度も移植を繰り返しているのに結果が出ない。それは、あなたの体が「受け入れる準備ができていない」のかもしれません。
受精卵という「種」をどんなに良いものにしても、受け止める側の「土壌(体質)」が整っていなければ、芽は出ません。
鍼灸治療は、その土壌を耕し、栄養を与え、最適な環境に整える手助けをします。西洋医学が「種を植える技術」だとすれば、東洋医学は「土を耕す技術」。この2つを掛け合わせることで、妊娠への道が開けてくる可能性があります。
「もうダメかもしれない」と諦めかけているあなた。「このまま同じ治療を続けていいのか」と迷っているあなた。
ほんの少し視点を変えて、「体質」という土台に目を向けてみませんか?
あなたの体には、まだ眠っている「妊娠力」があるかもしれません。それを引き出すお手伝いをさせてください。
不妊治療は孤独で辛い道のりです。でも、あなたは一人ではありません。西洋医学と東洋医学、両方の力を借りながら、一緒に赤ちゃんを迎える準備を整えていきましょう。
まずは一度、あなたの体の状態をチェックしてみませんか?
当院では初回カウンセリングで、あなたの体質や生活習慣を詳しくお伺いし、最適な施術プランをご提案しています。体外受精のスケジュールに合わせた施術計画も可能です。
あなたが笑顔で赤ちゃんを抱ける日まで、全力でサポートさせていただきます。
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