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人工授精4回でダメだった私が、体外受精前に知っておきたかったこと【30代・40代の選択肢】

「また、生理が来てしまった…」

人工授精の判定日、トイレで検査薬を見つめる時間が、どれほど長く感じることか。1回目は「次こそは」と前向きだった気持ちも、2回、3回、4回と重ねるうちに、どんどん心が重くなっていきませんか?

クリニックでは「次は体外受精も視野に入れましょうか」と先生に言われ、頭では「そうだよね」とわかっているのに、心のどこかで「本当にステップアップすべきなの?」「もう少し人工授精を続けたら…」と迷いが消えない。

治療費のこと、仕事との両立、そして何より「私の体、このままで大丈夫なの?」という不安。

この記事では、人工授精を複数回経験し、体外受精へのステップアップを考えているあなたに向けて、クリニックではあまり詳しく教えてくれない「今、あなたの体に起きているかもしれないこと」と「体外受精の成功率を少しでも上げるために、今からできること」をお伝えします。

なぜ人工授精は4〜6回が目安なのか?医師が言わない本当の理由

多くのクリニックで「人工授精は5〜6回を目安に」と言われますよね。これには明確な統計的根拠があります。

人工授精の1回あたりの妊娠率は、30代前半で約7〜10%、30代後半で5〜8%程度。そして、妊娠する人の約90%が6回目までに妊娠しているというデータがあるのです。

つまり、6回やっても妊娠しない場合、単純に回数を重ねても状況が変わる可能性は低い。なぜなら、人工授精ではクリアできない何かが隠れている可能性が高いからです。

人工授精で妊娠できない「見えない壁」とは

人工授精は、洗浄・濃縮した精子を子宮内に直接注入する治療法。精子と卵子が出会う確率を高めることはできますが、それ以降のプロセスは「自然任せ」です。

人工授精でクリアできないこと:

  • 卵管采が卵子をキャッチする機能(ピックアップ障害)
  • 卵子そのものの質の問題
  • 受精能力の低下
  • 着床しにくい子宮内膜環境
  • 隠れた子宮内膜症や卵管周囲の癒着

これらは「原因不明不妊」として診断されることも多く、一般的な検査では見つけにくいものばかり。特に30代後半から40代の場合、「見た目は正常でも、卵子の染色体異常率が高まっている」ことが、人工授精がうまくいかない最大の要因になります。

「もう少し人工授精を続けたい」その気持ち、本当の理由は?

体外受精へのステップアップを躊躇する理由、心の奥を見つめてみると——

☑︎体外受精は大変そうで怖い
☑︎費用が一気に跳ね上がる
☑︎注射や採卵の痛みが不安
☑︎体外受精=最終手段というイメージ
☑︎「自然に近い方法」で授かりたい気持ちが強い

これらの気持ち、とてもよくわかります。私たちの鍼灸院に来られる方の多くが、同じ思いを抱えていらっしゃいます。

でも、ここで知っておいてほしい現実があります。

時間は「最も取り戻せない要素」

30代後半から40代の妊娠において、最も重要な要素は「時間」です。

体外受精の妊娠率を年齢別に見ると:

  • 35歳:約40%
  • 37歳:約35%
  • 40歳:約25%
  • 42歳:約15%
  • 44歳:約10%以下

これは1年ごとにどんどん下がっていく数字です。人工授精を1年続ければ、それだけ妊娠率が下がる現実があります。

「もう少し人工授精を」と半年悩んでいる間に、体外受精の成功率が5〜10%下がる可能性もあるのです。

体外受精を決めたあなたへ——成功率を高めるために「今」できること

「じゃあ、すぐに体外受精をすればいいのか?」

実は、そう単純ではありません。体外受精は確かに妊娠率が高い治療法ですが、「採卵できる卵の質」と「着床できる子宮環境」が整っていなければ、期待した結果につながらないことも。

保険適用で体外受精の回数制限もある中、「1回1回を大切にしたい」と思いますよね。

西洋医学だけではカバーしきれない部分

クリニックでの体外受精治療は主に:

  • ホルモン剤で卵巣を刺激
  • 採卵・受精・培養
  • 子宮内に胚移植

という「技術的サポート」が中心です。

一方で、あなた自身の体の「土台」——血流、代謝、ホルモンバランス、自律神経、免疫機能などは、薬だけでは整えにくい部分があります。

「排卵誘発剤を使っているのに卵胞が育ちにくい」
「採卵できても空胞が多い」
「グレードの良い胚を移植しても着床しない」

こういった声をよく聞きますが、これらは体そのものの「受け取る力」が弱っているサインかもしれません。

鍼灸が体外受精の成功率を高める理由——科学的根拠

「鍼灸って本当に効果あるの?」

その疑問、とても自然です。ここで、国内外の研究データをご紹介します。

移植前後の鍼灸治療に関する研究

2008年、イギリス医師会誌(BMJ)に掲載された研究では、胚移植前後に鍼灸治療を受けたグループは、受けなかったグループに比べて妊娠率が65%向上したという結果が報告されています。

また、日本国内の複数の研究でも:

  • 採卵前の鍼灸で卵胞発育が改善
  • 移植後の鍼灸で着床率が向上
  • 継続的な鍼灸治療でFSH値が改善

といったデータが発表されています。

なぜ鍼灸が妊娠に良い影響を与えるのか

鍼灸治療が体外受精をサポートできる理由は、大きく3つあります。

1. 骨盤内の血流改善

子宮や卵巣は、毛細血管を通じて酸素と栄養を受け取っています。血流が悪いと:

  • 卵胞の発育が遅い・質が低下
  • 子宮内膜が厚くならない
  • 着床しにくい環境になる

鍼灸は自律神経を介して血管を拡張し、骨盤内の血流を改善。子宮内膜の厚みや卵巣への栄養供給をサポートします。

2. ホルモンバランスの調整

視床下部-下垂体-卵巣軸という、妊娠に関わるホルモンシステムは、ストレスや疲労で簡単にバランスを崩します。

鍼灸は自律神経を整えることで、この軸の働きを正常化。FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)のバランスを整えることで、質の良い卵子の成熟をサポートします。

3. ストレス軽減と免疫調整

不妊治療中は、精神的ストレスが非常に大きいもの。慢性的なストレスは:

  • コルチゾール(ストレスホルモン)の過剰分泌
  • 免疫系の乱れ(着床障害の一因)
  • 卵子の質の低下

につながります。

鍼灸治療は副交感神経を優位にし、リラックス状態を作り出すことで、心身のバランスを整えます。

「いつから鍼灸を始めるべき?」タイミングの話

よく聞かれるのが、「体外受精の何日前から鍼灸を受ければいいですか?」という質問。

正直にお答えすると、「移植の直前だけ」では、鍼灸の本来の力を引き出せません。

理想的なのは:

  • 体質改善期間:採卵の3~6ヶ月前から

卵子は排卵される3ヶ月前から成熟を始めます。この期間に体質を整えることで、「質の良い卵子」を育てることができます。

  • 採卵サポート期間:採卵周期の生理2〜5日目から

採卵周期の卵胞発育をサポート。空胞を減らし、採卵数を増やす目的。

  • 移植集中期間:移植前日・当日・移植後3日以内

着床の窓を開き、受精卵が着床しやすい環境を作ります。

「そんなに時間をかけられない」というあなたへ

「3ヶ月も待てない」という方もいらっしゃるでしょう。その場合でも、移植周期の生理開始日からスタートするだけで、十分に意味があります。

大切なのは、「できる範囲で、できることから始める」こと。完璧を目指さなくても大丈夫です。

鍼灸院の選び方——失敗しないための3つのポイント

「鍼灸に興味はあるけど、どこに行けばいいかわからない」

そんな声もよく聞きます。正直、鍼灸院選びは非常に重要です。なぜなら、妊活の知識がない鍼灸師に当たってしまうと、効果が出にくいから。

チェックすべき3つのポイント

1. 不妊治療専門or妊活専門を謳っているか

一般的な鍼灸院と、妊活専門の鍼灸院では、知識量と経験値が全く違います。体外受精のスケジュールに合わせた施術、ホルモン値の見方、クリニックとの連携——これらは専門院でないと難しいでしょう。

2. 実績と症例数が豊富か

「体外受精前の鍼灸で妊娠された方が何人いるか」を確認しましょう。具体的な数字や症例を出している院は信頼できます。

3. カウンセリング時間をしっかり取ってくれるか

あなたの治療歴、今の体調、クリニックでの治療内容を丁寧に聞いてくれる院を選びましょう。一人ひとりの状況は違うため、オーダーメイドの治療計画が必要です。

体外受精×鍼灸で妊娠された方の声

当院に通われて妊娠された方の中には:

「人工授精5回ダメで、体外受精にステップアップ。採卵前から3ヶ月間鍼灸に通い、初めての移植で妊娠できました(38歳)」

「2回目の体外受精が陰性で落ち込んでいた時、鍼灸を始めました。体が温かくなり、3回目の移植で妊娠。鍼灸をもっと早く知りたかった(40歳)」

「低AMH、FSH高値で『自然妊娠は難しい』と言われていましたが、鍼灸を続けながら体外受精を受け、採卵数も増え、無事に妊娠・出産できました(36歳)」

といった方々がいらっしゃいます。

もちろん、鍼灸だけで全てが解決するわけではありません。クリニックでの医療と並行することで、相乗効果が生まれるのです。

最後に——あなたの選択を応援したい

人工授精を4回経験し、「次は体外受精か…」と悩んでいるあなた。

その選択は、簡単なものではありませんよね。費用も、体の負担も、心の重圧も、すべて一人で抱え込んでいませんか?

ここで一つ、お伝えしたいことがあります。

「あなたは十分に頑張っている」

そして、「一人で頑張らなくていい」

体外受精は確かに大きなステップです。でも、そのステップを踏み出す時、「自分の体を整えてから臨む」という準備をすることで、心にも余裕が生まれます。

西洋医学の力を最大限に活かしながら、東洋医学の知恵で体の土台を整える。

この両輪があることで、あなたの妊娠への道はより確実なものになります。

今日からできる小さな一歩

もし、今日この記事を読んで「ちょっと興味が湧いた」と感じたなら、まずは一度、妊活専門の鍼灸院に相談してみてください。

多くの鍼灸院では初回カウンセリングを行っています。そこで、あなたの体の状態、今後の治療スケジュール、鍼灸でできることを具体的に聞くことができます。

「合わなければ行かなければいい」くらいの軽い気持ちで大丈夫。

大切なのは、「選択肢を知ること」そして「自分で選ぶこと」

体外受精というステップは、決してゴールではなく、新しいスタート。

そのスタートを、少しでも良い状態で切れるように。

【まとめ】

✓ 人工授精4〜6回で妊娠しない場合、隠れた要因がある可能性
✓ 時間は取り戻せない——ステップアップの決断は早めに
✓ 体外受精の成功率を上げるには「体の土台作り」が重要
✓ 鍼灸は血流改善・ホルモン調整・ストレス軽減で妊娠をサポート
✓ 理想は採卵3ヶ月前から、最低でも移植周期から始める価値がある
✓ 妊活専門の鍼灸院を選ぶことが成功の鍵

あなたが笑顔で「ママ」になれる日を、心から応援しています。

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