東洋医学でも欠かせない基礎体温……できるだけ楽に計測するポイント
東洋医学の側面から妊娠へのアプローチがしたい!と思ったときに、重要な手掛かりの一つとなるのが基礎体温です。基礎体温とは安静時の体温のこと。この微妙な変化を調べることで、体の内側の動きを知ることができます。
妊活や不妊治療を行う際に、非常に重要なポイントではありますが、長く継続するにしたがって「正直面倒だな……」と思ってしまうことはありませんか?
こんなときには、基礎体温の計測を楽に行うためのコツを実践してみてください。
■最新型の便利な基礎体温計を使う
基礎体温といえば、朝起きてすぐ、専用の体温計を口の中に入れて計測するもの、というイメージを抱く方も多いことでしょう。基礎体温とは非常に繊細なもので、計測する際には意外と気を使ってしまうものですよね。また貴重な朝の時間を使って行いますから、面倒だと思う気持ちもより一層強くなってしまいます。
このような場合には、ぜひ新しい基礎体温計を導入することを考えてみてください。わずか数十秒で極めて精度の高い基礎体温を計測してくれる機種もありますし、欧米では、夜寝る際に腕にはめておくだけでOKという画期的な基礎体温計が注目を集めています。
またパジャマのウエスト部分にはさんで眠るだけという商品も存在しています。こうしたアイテムを使えば、いちいち計測しなくても、「朝目覚めたときには勝手に計測してくれている」という環境を作り出すことができるでしょう。
■データ管理はスマホで楽々
基礎体温をつける上で、もう一つ重要なのが「結果のグラフ化」です。基礎体温は、一日だけ計測したとしても全く意味はありません。短くても数か月程度継続して、その推移をグラフにしてチェックすることで、自身の体調の傾向や妊娠を目指す上での問題点などを把握できるようになります。
基礎体温を継続していくために、ネックになりやすいもう一つのポイントが、このグラフ化です。近年は数日分のデータを体温計内に蓄積しておける機種も人気を集めていますが、この機能にも限界があります。
そこでおすすめなのが、基礎体温計の結果を、そのまますぐにスマートフォン用アプリに送信できるタイプです。アプリ内部では、送られてきた数字をもとにグラフ化してくれるのはもちろんのこと、排卵予測や注意点なども解説してくれます。
こうしたアイテムやアプリを上手に使えば、基礎体温の分析を億劫に感じることもないでしょう。
■専門家の目でチェックしてもらうことで、モチベーションアップ
基礎体温は妊娠を目指す上で非常に重要な情報ではありますが、不妊治療に取り組む期間が長くなればなるほど、モチベーションが低下してしまうことも考えられます。このような場合には、専門家の目で基礎体温の結果をチェックしてもらい、今の自分にとって足りない点を分析してもらうのもおすすめです。
東洋医学では、ひとりひとりの状態に合わせて、さまざまな提案を行っていきます。最初は基礎体温がガタガタだった人でも、東洋医学で体内のバランスを整えるためのアプローチをしたら、徐々に形が整ってきた!と語るケースも少なくありません。
「面倒だな……」と感じてしまうの原因の一つは、なかなか結果につながらないことだと言えるでしょう。まだ「妊娠」というゴールには至っていないかもしれませんが、東洋医学で身体を整えながら頑張っていれば、良い結果につながる可能性もアップするはずです。また、ある方法で結果が出ていないことがわかれば、別の方法へと切り替えることも容易になります。
基礎体温を測る意味を理解して、モチベーションアップを目指してみてください。
■まとめ
今回は、東洋医学でも重要な意味を持つ、基礎体温を楽に計測するためのポイントについて紹介しました。便利なアイテムも多数登場しているからこそ、ぜひ活用し、自分自身の正確な情報を把握してみてください。
自分の内側を知ることは難しいですが、基礎体温をはじめとして、体が発しているサインはいくつもあります。できるだけ正確にサインをキャッチし、自分に合ったケアを実践できると良いですね。
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