妊活中に取り入れたい運動と避けた方がいい運動
妊活中は適度な運動が大切ですが、具体的にはどんな運動が妊娠に向けて効果的なのでしょうか。また、妊活中に避けた方がいい運動も確認しておきましょう。
妊活中に運動するメリット
妊活中に運動するとさまざまなメリットがあります。
筋肉量も増えると基礎代謝が上がるため、体が温まり冷え性対策にも繋がります。
また、運動にはリフレッシュ効果があるので、ストレスを発散やうつ病を予防にも役立ちます。
運動によるこれらの健康効果は、女性ホルモンのバランス維持にもつながり、卵子の質を上げる効果も期待できます。
妊活中に適している運動
妊活中に適した運動は「有酸素運動」です。有酸素運動とは、軽め~中程度の負荷をかけながら長時間行える運動のことです。
妊活中に行う有酸素運動としておすすめなのは、ウォーキングや軽めのサイクリングなどです。これらの運動は基礎代謝を上げて冷え性を改善する効果があるだけでなく、下半身の筋肉量を増やすことで安産にもつながり、子宮周りの適度な刺激にもなります。
また、有酸素運動は20分以上続けて行うことが大切です。なぜなら、脂肪が燃焼するのは運動を開始してから20分経った頃にようやく始まるためです。
これまで運動を行う習慣がなかった人にとって、20分続けて行うのは大変だと感じるかもしれません。その場合、できるだけ体への負担が少なくゆったりとした動きで有酸素運動の効果が得られるヨガやピラティスがおすすめです。
妊活中は避けた方がいい運動
妊活中に避けた方がいい運動もあります。
〇無酸素運動
それは、有酸素運動とは対照的な「無酸素運動」です。無酸素運動とは短距離走や筋トレなど瞬発力が必要で負荷も大きい運動です。また、動きが激しいボクシングのような運動も避けましょう。
負荷が大きく激しい運動を行うと、体内に「活性酸素」という人の体を老化させる物質がつくられます。この活性酸素は卵子や精子の質も悪くするため、生理周期が乱れたり排卵が正常に起こらなくなったり、妊活中の女性には悪影響を与えます。また、激しく体を動かすことでケガや関節を痛めるリスクも高まり、過労によって体力を消耗させてしまう可能性もあります。
〇体が冷えやすい運動
妊活中は下半身を中心に温めることが大切なので、体を冷やしやすい運動もよくありません。
例えば、スキーやスノーボード、スケートなどは寒い場所で行う運動です。また、これらは、体を冷やしやすいだけでなく、転倒や接触、落下の危険性もあるので避けた方がいいです。水中で行う運動も体が冷えやすくなります。水泳や水中歩行、水中エアロビクスなどは有酸素運動とはとしてはおすすめですが、水が冷たいと体温が低下してしまいます。必ず温水プールを選び、実施時間が長くなりすぎないように気を付けましょう。
〇ストレスや重圧のかかる運動
精神的なストレスや重圧のかかる運動は、妊活中にはマイナスとなります。例えば、スリルや恐怖心を感じる運動は強いストレスがかかるので、控えるようにしましょう。また、勝ち負けを競い合う運動も精神的な負荷がかかるので、できれば避けた方がいいです。運動をすること自体がストレスの要因になっていては意味がないので、妊活中に行う運動は、体に負担をかけず心から楽しめてリフレッシュできるものを選びましょう。
運動で妊娠に向けた体づくりを始めましょう
妊活中は健康を維持し体重をしっかり管理するために、適度な運動を行うことが大切です。特に、妊娠しやすい体づくりのためには、楽しく続けられる有酸素運動を20分以上行うことをおすすめします。また、体を冷やしてしまう運動は避けてください。パートナーと一緒にできる運動を見つけることができれば、リフレッシュ効果が高く楽しく続けられるでしょう。
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